「オトナアニメ」Vol.10を読んだ

  • かんなぎ特集(特集その1)。ヤマカン1万字インタビュー。かんなぎに賭ける意気込みがびしびし伝わってくるところが気持ちよかった。無理やりねじ伏せるのではなくて原作と会話しながら丁寧に引き出していこうとしてらっしゃるのかしらとか、デカいことブチあげて自分にプレッシャーを与えてらっしゃるのかしらとか。
  • 神前暁のヤマカン評。リテイクの多さとその理由についてとか。マエストロであるがゆえにとか。サムデイインザレインは僕も一番好きな話数でありますよと思った。サントラ買います。
  • 倉田英之あいかわらず暴走するの巻。基本ブレーキが壊れてらっしゃるのでまあアレですけど、これ読めただけでも元は取れた。9割かんなぎと関係なかったけど。2500文字といわずに2億5000万文字でもよかったです。
  • マクロスF特集(特集その2)。アルト役の人インタビュー。とても冷静にアルトの性格を分析したうえで演じてらっしゃるのだなと思った。なるほどとうなずかされるところがたくさんあって、これも読めてよかった。
  • 河森監督インタビュー(2本立て)。アニメ界のエスパー伊東と呼ばれてきた監督だけども(呼ばれてないけど)最近はなんかオードリーの春日さんに似てきとるね、と写真を見ながら思った。それはさておき最終回がなぜああいう形になったのかとかあと出してない裏設定とかいろいろ興味深かった。インタビュアーの人がうまいのだなあと妙なところに感心してしまう。
  • あと撮影監督やら美術監督のインタビューはマクロスFならではなのかしら。確かにシェリルさんの髪の色には度肝を抜かれましたもの。
  • 虚淵玄インタビュー。ブラスレイターのテーマとか目指したものというのはある意味そのまま監督の生き方であったりなかったりするのだよとか。ゲルト編は最初1話完結だったとか。板野さんへのなみなみならぬリスペクトぶりにはぐっとくる。
  • 中島かずきインタビュー。紅蓮篇はまだ見てないのでなんとも。というか神戸の上映がいつの間にか終わってたので絶望した!大阪まで行かねばなりませんではないか。でもたぶん大画面で見たら死ぬと思う。感動しすぎかなにかで。
  • ミチコとハッチンが面白そう。マングローブの新作らしいですよ奥さん。
  • これで1000円は安いなあと思った。毎回買うね!ぐらいの気持ちになった。よかった。
オトナアニメ Vol.10

オトナアニメ Vol.10

  • 出版社/メーカー: 洋泉社
  • 発売日: 2008/10/10
  • メディア: ムック

アニメ見逃し祭り絶賛開催中

ラインバレル1話とかんなぎ2話を見逃した。5秒以上目を閉じないよう最大限の努力をするのですがいかんせん夜は眠い。眠いのが夜だともいえます。よっていつの間にか寝てしまう。当たり前のことなので僕は悪くない。最近は午前2時が限界だという説もあります。寝るおっさんは横に育つという説も。今日は1日落ち込みぐったりしながら蒸かしたサツマイモを食べ続けたあと八百万の神の力を借りてかんなぎ2話だけ見た。おんぶされてるときの太ももからお尻のラインがもうね。作画監督に拍手だ!ガンダムダブルオー2話も見たけどこっちは自力で。破壊することで再生を促してるのはむしろストーリー構成のほうだったと思えるほどにおもしろい。おもしろいよ黒田さん!おれもガンダムだ!エッチなDVD50枚あげるから僕もソレスタルビーイングに入れてくれ!えっ?楽器はなにができるのって。ちがう、それはビーイングだ!おまえらは名探偵コナンのOPでも歌ってればいいんだ!あとダブルオーガンダムは動くと存外にかっこいいのですごくよい。でも所詮、僕の手のひらの返しっぷりは敵うまいとは思う。僕が一番うまく手のひらを返せるんだ!

小川一水「第六大陸」を読んだ

全2巻。おもしろかった。何年も積みっ放しですんませんした……と謝りたい。架空のお話なのにドキュメント番組を見てるかのごとく、第六大陸が建設されてゆく様子がつぶさにイメージできるという。あまつさえ脳内iTunesでは「地上の星」がエンドレスリピートするという。死亡フラグがあからさますぎるのは意図的なのかどうか知らんけどそこは唯一ちょっとな……と思った。

第六大陸

第六大陸

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